Cloud One Application Securityのエージェントで対応している言語をまとめてみた。
こんにちは、コンサル部@大阪オフィスのTodaです。
トレンドマイクロ社が提供しているCloud One Application Security(C1AS)をさわる機会がありアプリケーションの保護で利用するエージェントの対応プログラム言語についてまとめてました。
エージェントのリリースタイミングはプログラム言語の公開とズレる場合がございますので 導入 または アップデート の際はバージョンが対応しているかの事前確認が必要です。 また、対応しているかは言語のマイナーバージョンまで確認ください。
Application Securityの詳細は下記記事を合わせてご覧ください。
エージェントがサポートする言語について
2022年2月末現在、対応言語は下記5点になります。
- Python
- Java
- PHP
- Node.JS(Linuxベースのみ)
- .NET(Linuxベースのみ/プレビューリリース)
Python
Pythonをご利用の場合、言語とフレームワークのバージョンをご確認いただく必要がございます。
コンポーネント | Version |
---|---|
Python | 3.5〜3.8 |
Django | 2.0〜3.2 |
Flask | 0.11〜2.0 |
Pyramid | 1.6〜2.0 |
Tornado | 5.1〜6.1 |
最新のバージョン対応は公式の対応表とリリースノートをご確認ください。
■ CloudOne Application Security - Python
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/python/
■ CloudOne Application Security - Pythonリリース履歴
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/python-release/
Java
Javaをご利用の場合、下記コンポーネントと互換性があります。
コンポーネント | Version |
---|---|
Spring Framework | 3.2〜5 |
SpringBoot | 1.xおよび2.x |
MySQL(mysql-connector-java) | 5.0.5以降 |
PostgreSQL | 9.1以降 |
Oracle | JDBC 4 |
HSQLDB | 1.8以降 |
H2 | 1.4以降 |
Tomcat | 7.0、8.x、および9 Agentバージョン4.3.2以降が必要です。 |
Jetty | 8.1〜9.4.33 |
Netty | 3.10、4.0、4.1 |
WebSphere | 8または9 |
Java | 8、10、11、14、15 |
Liferay | 7.3.4 Agentバージョン4.3.2以降が必要です。 |
最新のバージョン対応は公式の対応表とリリースノートをご確認ください。
■ CloudOne Application Security - Java
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/java/
■ CloudOne Application Security - Javaリリース履歴
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/java-release/
PHP
PHPをご利用の場合、下記のバージョンが対応しております。
最新のPHP8系は対応待ちになります。
PHP Version | PHP API Version |
---|---|
7.0 | 20151012 |
7.1 | 20160303 |
7.2 | 20170718 |
7.3 | 20180731 |
7.4 | 20190902 |
最新のバージョン対応は公式の対応表とリリースノートをご確認ください。
■ CloudOne Application Security - PHP
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/php/
■ CloudOne Application Security - PHPリリース履歴
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/php-release/
Node.JS
エージェントはLinux環境のみご利用いただけます。
NodeJS15, 16, 17は対応待ちになります。
コンポーネント | Version |
---|---|
NodeJS | 10、12 ECMAScript 5 と 6を使用したNode.js 14 |
最新のバージョン対応は公式の対応表とリリースノートをご確認ください。
■ CloudOne Application Security - Node.JS
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/nodejs-with-express/
■ CloudOne Application Security - Node.JSリリース履歴
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/nodejs-release/
.NET
エージェントはLinux環境のみご利用いただけます。
2022年2月末現在、プレビュー版にて提供となっています。
コンポーネント | Version |
---|---|
.NET Core Platform | .NET Core 2.1-.NET 5 |
最新のバージョン対応は公式の対応表とリリースノートをご確認ください。
■ CloudOne Application Security - .NET
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/dotnet/
■ CloudOne Application Security - .NETリリース履歴
https://cloudone.trendmicro.com/docs/jp/application-security/dotnet-release/
さいごに
今回はCloud One Application Securityで利用するエージェントの対応言語についてまとめてみました。
エージェントは最新プログラム言語がでた時点でリリースされない場合があり、アップデート後に気がつく等ございますので事前の確認が必要と思い内容をまとめています。
少しでもお客様の作りたい物の参考になればと考えております。